出会い系サイトとは

出会い系サイトとは

出会い系サイトとは、誰もが耳にしたことのある言葉です。最近ではSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)も出会い系サイトとして見なされることもありますので、ある意味では日本中のほとんどの若者が出会い系サイトを利用しているといえるでしょう。しかし、「出会い系」という言葉は、いったいいつから社会に定着した言葉なのでしょうか?今回はその歴史に迫ります。 「出会い系」という言葉が一般的に定着したのは、携帯電話の普及が考えられます。携帯電話が普及したころに、出会い系サイトという言葉を知った人も少なくありません。しかし、出会い系という言葉の誕生は、じつは携帯電話の普及以前になります。パソコンも一般的に普及していなかった1990年代の前半、一部の利用者や企業が開設したBBSが出会い系サイトの原型となったと言われているのです。 1990年代の後半にはポケベルが流行し、「ベル友」という言葉も誕生しました。これもある意味で「出会い系」の走りといえるでしょう。さらに1990年代後半は、IT業界に二つの革命的な出来事が起こっています。「ウィンドウズ95」と「i-modo」の登場です。 ウィンドウズ95の登場によってパソコンが一般的に注目を集めるようになり、パソコンを使用する一般人が爆発的に増えましたよね?それに伴い、面識のない男女が容易に交流することができる掲示板やチャットを設置するサイトも増えたのです。「出会い系」という言葉が世間に知られ始めたのはこの頃でした。さらに99年に登場したi-modoによって、携帯電話でもインターネットが利用できるようになりました。パソコンを持たない人間にとってもネットが身近なものとなり、出会い系の携帯サイトも登場したのです。 2000年代に入ると、日本人の一人に一台と言われるまでに携帯電話が普及し、再び出会い系サイトブームとなりました。このブームと同時に出会い系を利用した犯罪が社会問題となり、世間の出会い系に対する評価は大きく低下しました。つまり出会い系そのものが悪ではなく、悪質な一部のサイトや利用者が悪なのです。最近は法律の改正などによって、悪質な出会い系サイトは減少してきています。